屋根は、外壁以上に常に直射日光や雨風の影響を受けています。普段なかなか目にしないこともあり、塗膜の劣化が進行しやすい場所のため、劣化が進んでいても気付かない方のほうが多いでしょう。
前回の塗替えから10年以上経過している場合、確実に劣化は進行しています。
また外壁の劣化が見られると、屋根も同様かそれ以上に劣化が進行している場合が多いです。
ですので外壁塗装を施すタイミングで、屋根塗装をいっしょに行うことがオススメです。
状態のよい塗装面を維持し、お住まいを長持ちさせましょう。
■屋根塗装の役割
屋根塗装は、お住まいの劣化を防ぐ重要な役割を担っています。
鉄部のサビやコケ・カビの繁殖は、雨風の影響をとくに受ける屋根に表れやすい症状です。
いずれも屋根材の劣化を進行させ、最悪の場合雨漏りを引き起こしてしまうこともあります。
屋根材をコーティングし防水するのはもちろんのこと、高い防錆性・抗菌性でサビやカビの発生を防止可能。
■屋根塗装のポイント
〇下地調整
下地が傷んでいる状態で塗装を行っても、すぐに塗料が剥がれてしまいます。
劣化箇所をまずは修繕することが重要。
ひび割れ部分を埋めたり、サビを削ったりして、塗膜がしっかり密着するように細かい調整を行うことが大切です。
〇最適な塗料の選定
塗料にはさまざまな種類があり、どのような環境・場所にも適応する便利な万能塗料はございません。
塗料というのは適材適所で、同じ塗料でも山間部と海浜部では耐用年数が変わってきます。
ですので豊富な知識と経験をもつ当方が、お住まいの周辺環境や既存の塗膜との相性、使用されている素材などを考慮し、最適な塗料を選定いたします。
〇塗料の特性の把握
塗料はメーカーにより、薄め方や乾燥時間などが細かく定められています。
せっかくよい塗料を使用しても、規定を守らなければ効果は半減してしまいます。
また、上塗りもただ何回も重ね塗りすればいいというものでもなく、各塗料に適した上塗りの回数があるのです。
そのため、当方は塗料の特性をまずしっかりと把握し、一つひとつの塗料に合わせて丁寧な施工をお届けします。